ぐりたんの世界

キラキラと光るものを見つけよう

都市型狩猟採集生活って知ってる?

建築家の坂口さんは、路上生活者の家を調査する研究家だ。

それを通じてひらめいた『都市型狩猟採集生活』のお話をしてくれる。

都市型狩猟採集生活者は、無職・無一文なのに工夫を重ねて、

たくましく悠々と暮らしている。

そのたくましさはとてもステキだと思う。

 

彼らは、空間の作り方においても、画期的な方法をとっていた。

0円ハウスはそれほど広くないが、彼らはその空間に非常に満足していた。

身体の延長線上のような感覚で家をつくっているので、

住む人間に完全にフィットした広さになっているのである。

しかも、彼らは家の中だけでなく、あらゆる都市空間を

まるでリビングルームや庭のように使っている。

公園をトイレや水道として、

コンビニは定期的に廃棄弁当を獲得できる冷蔵庫として、

各地のゴミ置き場は大地も恵みをもたらす湧き水として利用している。

また、ガソリンスタンドではバッテリーをもらい、

スーパーの掃除をしては廃棄食材を分けてもらい、

パチンコ屋では忘れ物のタバコを見つけ、居酒屋ではカセットコンロを拾う。

都市全体がまるで自分の家の機能のような役目をしているので、

実際の家には身体にフィットする小さな空間だけあれば十分なのである。

 

 

ぼくが彼らから聞いた言葉を一言でまとめるならば、こうだ。

「人間、どんな状態になっても、ぜったいに生きていけるよ」

 

にんげんって、たくましい生きものなんだと切に思う。

たくましく生きていきましょう。

 

 

 

 

 

下流老人って知ってる?

一生懸命に働いたら、定年後はゆっくりと暮らせるはずだったのに、

どうも世の中はそうはなっていないみたい。

 

ソーシャルワーカーの藤田さんは

悲惨な高齢者を目のあたりにして、

下流老人シリーズで、厳しい現実を教えてくれる。

 

じゃあどうすればいいの?

 

誰もが不安なく生きられる社会の構築に向けて、

「脱・下流老人」を旗印にして一緒に考えてゆきたい

と、年金制度、生きがい、つながりなどについて

希望ある提言をしている。

 

シニアになっても働き続けるのかな

それとも清く貧しく美しく生きていくのかな・・・

暮らしていくためにあくせく働くのはしんどいなあ

お金をあまり使わずに幸せに暮らしていけるといいなあと思う。

 

 

 

 

「The Long Goodby」って読んだことある?

私立探偵のフィリップ・マーロウが活躍する

「ロング・グッドバイ」というミステリーを読んだ

 

長編なので、息切れしながら登山した感じだけど

「えっ!」という意外な展開が続いて

最後は、すごい景色をみせてもらった。

 

ロング・グッドバイって、直訳すると長いお別れなんだけど

次のセリフがかっこいいのだ!

To say goodbye is to die a little

(さよならを言うのは、少しだけ死ぬことだ)

男のロマンのお話なんだ。

 

 

 

 

 

 

小説と詩についてのお話

昔から、本は好きだったけど、文学青年ではなかったので

文学部にはいかなかった。

でも、趣味として、詩人や小説家のおけいこをするのも

面白いかもしれなあと思った。

 

大阪には、大阪文学学校という老舗の学校があって

そこの講演集をよんでみた。

 

◆なぜ詩を書くか、小説を書くかについての辻井喬さんのお話

今の時代に生きて人間らしく暮らしていくということ、

その方向を見つけたいという気持ちがあるからこそ、

詩を読んだり書いたりするのです。

現代人が忘れている、あるいは忘れているように見える

大切なものとは何だろう、という問題意識があるから

書くんです。

◆なぜ人は小説を書くんだろうかということにいての高村薫さんのお話

書きたいことがあってあるから書くのではなくて、

書きたいことがあってもなくても、とにかく書きたいから書く

小説を書く幸福というのは、自分を幸福にしてゆく幸福空間を自分で作る…

探す手間も選ぶ手間も省けて、速攻で幸福になれる幸福というなのです。

◆詩を書くときについて小池昌代さんのお話

最初は何か具体物から入ることが多いんです。

芽が出て、ふた葉がぬれているように初々しく開く瞬間…

そういうのを見たときに、自分の心の中に「あっ」という驚きというか、

小さな叫びのようなものが生まれて、そこから詩を書きたいと思ったり。

 

小説より詩の方が面白そうだったので、詩の教室の本を読んでみた。

松下さんのあとがきから

「詩の教室」なのに、詩のほかにも大切なことがあるのだと

力説してきました。

私たちは生きるために詩を書いているのだと繰り返し言ってきました。

そうすれば、詩とともに身の丈の幸せを守って生きることができるのだ、と。

 

趣味としては、詩の方が手軽でいい感じだと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事ってなんだろうって考えてみた

昭和のひとは、定年まで、ひとつの会社で働くのが当たり前だった。

サザエさんにでてくるおじさんたちの世界だよね。

 

どうも、今はずいぶんと違うみたい。

自分の仕事をつくるって本、知ってる?

自分の働き方を自分でデザインするという

なんとも過激なお話なんだ。

実際にそういう感じで働いているひとっているんだ!

 

もう少しゆるやかな働き方の本もあるよ。

自分のキャリア形成を会社にまかす(=放棄する)のはやめて

自分でキャリア形成を考えることが大切なんだというお話。

 

キャリア形成って、どんな会社を選ぶのかというのではなくて、

自分が進む道を複数考えること

そこで必要な知識・経験をどう身につけていくのか

自分で設計し、実現していくこと

複数のシナリオの中から、自分にあった働き方を選んでいくこと

 

ちきりんさんは「やりたいこと」がみつかるのは

とてもラッキーなことだといってます。

やりたいことは、社会的に意義のあることや、

周囲が驚くような大きな目標でなくてもかまいません。

大事なことはただ、

「それは、誰に評価されなくても、経済的な見返りがほとんどなくても、

 やり続けたいと思えるほど好きなことか?」という点だけです。

 

 

世の中には、ぶっとんだ働き方をしているひともいるみたい。

「死んだ魚の眼をしたデブで性格の悪いおっさん」こと

ひげおやじさんは、ずっと「現状維持」を目標に生きてるんだと言う。

自称「世界で一番忙しいニート」とのこと。

ひげおやじさんは、自分のやりたいことを見つけたひとなんだと思う。

 

プラマイゼロの生き方

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地域デビューをしよう

定年後のシニアのおじさんは、

地域で居場所をみつけると

幸せになれるのかもっていうお話

 

生涯学習っていうか、趣味に走ってみる

地域イベントで、楽しい時間を過ごしてみる

ボランティアで、役に立ってみる

いろんな道があるんだなあと思った。

 

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